海外旅行をする際に電子渡航認証を取得してください言われたことはありますか?
今から15年ほど前から電子渡航認証を採用している国へ入国する外国人は必ず取得しなくてはいけなくなりました。
カナダも外国人が入国する際には電子渡航認証eTAの取得を義務づけています。
電子渡航認証 ワーホリ eTA ESTA 必要?
渡航を希望する外国人が安全であること、入国の適格性があるかを審査する電子渡航認証。採用している各国それぞれ名前が少し違います。
カナダは外国人が観光目的で入国する際eTA(イータ)の取得が必要です。しかし、ワーキングホリデー(ワーホリ)ビザ申請が承認されると電子渡航認証eTAを別途取得する必要はありません。
カナダワーキングホリデービザ 「eTA取得申請不要」 です。
カナダのワーホリ許可レターを受け取ると、eTAの有効期限が書かれています。ビザと同時に取得できていますので、別途用意する必要はありません。
乗継便利用でカナダへ入国するときの電子渡航認証について
ワーホリ渡航者は比較的航空券が安い乗継便を利用される方も多いのですが、カナダへ入国する際に、乗り継ぎのある飛行機を利用してカナダへ渡航する場合は乗り継ぎ国の電子渡航認証を取得する必要があります。
アメリカでの乗り換え便を利用してカナダへ入国される場合はESTAが必要になります。
ESTAの申請は日本語対応していますので簡単に申請することが可能です。(申請料金がかかります)
ただし、ESTAでネット検索すると間違えやすいサイトが沢山ありますので、在日米国大使館と領事館のHPからESTA申請公式サイトを確認し申請されることをお勧めします。
ESTAは申請アプリもあります。お手元にパスポートをご用意の上、ご自身が操作しやすい方法で取得してください。
オンライン申請から渡航認証ESTAが発行されるまではおよそ72時間です。ESTAの有効期限は2年間で、ESTA申請時のパスポートの有効期限がそれ以下(2年以下)の場合はパスポートの有効期限と同じ日までが有効です。
また、日本出国時に航空会社のカウンターで手荷物を預けると思いますが、その際に渡航国と乗り継ぎ国の電子渡航認証を取得しているかと聞かれます。
「乗り継ぎ国は取得していますが、渡航国はビザしか申請していません」
と説明するのではなく、ワーキングホリデー(ワーホリ)許可レターPort of Entry (POE) LetterのeTA記載部分(1枚目の下の方)を見せて、渡航国カナダは電子渡航承認が発行ビザに含まれている旨を伝えましょう。
まとめ
カナダの電子渡航認証eTAは必要ありませんが、乗り継ぎ国の電子認証は必要です。
乗り継がれる国が電子渡航認証を導入しているのかどうか確認しておきましょう。
トロントからニューヨークはとても近いので、トロントワーホリ中にアメリカへ旅行するのもおススメです。取得したESTAはいつでも確認できるよう控えておきましょう。