現地の言葉をある程度話せないとアルバイトの採用率はやはり下がります。
語学学校は職を得るための手段でもありますが、同じ志を持ったお友達との出会いの場にもなりますから、1カ月だけでも通学されることをおススメしたいです。
語学学校選びが先か、エージェント選びが先か
渡航国が決まると通学を検討されている方は語学学校選びがスタートします。
どこの語学学校がいいのか、どんなことが身に付くのか、見学ができない現地の語学学校選びはとても大変です。
噂を信じて渡航し現地の語学学校へ行ってみると想像と違ったという事が無いようにしっかり調べて語学学校を選びましょう。
語学学校を先に選んで欲しい理由
語学学校の学費はそれぞれ違います。費用に見合った金額なのかを見極める必要があります。
午前・午後・夜間と様々なプログラムが用意されていますが、アルバイトをしながら通学をしようと考えている場合は受講時間をどの時間にするのかがとても重要になります。
YouTubeの語学学校紹介やエージェントの語学学校紹介で「おススメナンバー1」と紹介している語学学校はとても似通っています。
本当に人気なのか、カリキュラムは充実しているのかなど内容を確認してから選択しましょう。
紹介料が高いところをおススメにあげているエージェントがたくさん存在しますので、「おススメ」だけを信じるのはキケンです。
なので、希望にあった語学学校を先にご自身で探してから、エージェントを探すのもおススメの方法です。
エージェントごとに紹介できる学校が違います。一度入学の手続きをしてしまうと、あとから気に入った語学学校を見つけても変更は難しいです。
先にエージェントを決めてしまうと、エージェントの紹介枠内だけで学校探しを始めることになるので、語学学校を決めてからエージェントの選択に入ることをおススメします。
語学学校何カ月通学する?
トロントのワーホリ渡航者は、6カ月間語学校に通学することが可能です。
英語に自信が無い場合、長期間の語学学校を目指す人もいるでしょう。
しかし、インターネット上の語学学校情報だけでは、どうもしっくりこない場合、1カ月や2カ月の入学で様子を見てから同じ語学学校で継続をするのか決めても良いと思います。
現地に行けば体験入学もできますからそういった方法も検討しましょう。
申し込みをしてから現地で6か月申し込んだけど、3カ月で辞めたいと言っても返金されない場合もあります。
不安が残る場合は短い入学期間で契約されることをおススメします。
語学学校の学習時間を確認しよう
語学学校通学中も積極的にアルバイトをしたい場合、どの時間帯を学習時間に充てるのかも重要です。
安いプランが売りのエージェントの場合、集客が乏しい昼間だけや夜間だけの時間帯しか選択できないことがあります。
あまりにも中途半端な時間帯に通学するとアルバイトの選択肢が減ってしまいますから、ご自身の理想とする1日の生活スタイルにあった時間帯で通学してください。
語学学校の放課後アクティビティを見てみよう
語学学校はそれぞれカラーが違います。カリキュラムもそうですが、学習時間を終えた後に楽しいアクティビティを用意している語学学校が沢山あります。
アクティビティの良さは、友達作りへの近道です。参加の有無は自由で無料や有料のアクティビティが存在します。
息子が通学した語学学校はアクティビティが非常に多くとても楽しく過ごすことができました。一部を例にあげてみます。
・放課後バスケットボールやサッカー
・ハロウィンのカボチャランプづくり
・クリスマスマーケットへ行こう
・アイススケートに行こう
・月末レストランパーティ
・TVゲームイベント
・学生出身国の料理を食べる会
などなど毎日のように放課後にイベントを用意している学校でした。
息子は秋にトロントに到着したので、ハロウィンイベントに始まりクリスマス、ニューイヤーと学校でも街でもイベントが尽きない日々を過ごしとても充実した毎日でした。
最後の2つの学校を絞り切れないという場合に、アクティビティも参考にしてみると良いかもしれませんよ。
語学学校と大学付属の語学学校どっちにする
語学学校といっても街に沢山存在する語学学校と、大学付属の語学学校がありますよね、どちらの語学学校を選択するか決めないと語学学校探しが始まりません、それぞれの特徴を紹介します。
民間の語学学校
特徴1 カリキュラムが豊富
カフェで働くことを目指す「カフェ英語」
現地大学進学を目指すプログラム
アイエルツのスコア上昇を目指すプログラム
スピーキング力アップのプログラム
など学校により様々なプログラムが用意されています。
特徴2 豊富な時間帯と期間
午前だけ、午後だけ、4週間だけなど期間も時間も自由に選ぶことが可能で、入学時期も特にこの時期でないと入学できないなどの決まりはありません。
特徴3 放課後のプログラムが充実
放課後アクティビティは友達を作りやすい環境や学校になじみやすい環境を提供してくれるので、語学に自信が無くても打ち解けやすい
大学付属の語学学校
特徴1 広大な敷地
大学内または、大学の近くに存在するので現地大学の雰囲気を味わえる。
特徴2 いつでも入学できるわけではない
入学時期が決まっており、入学申し込み時期も決まっているので、自由がきかない。
特徴3 大学進学が目標
カリキュラムは基本的に会話重視ではなく、大学進学のための勉強が中心。
語学学校のアジア人率
基本的に、非英語圏の人々が集まる場所なのでアジア人の数は多くなります。大学付属でも民間の語学学校でも同じです。
特に日本の大学との提携に力を入れている大学は日本全国の大学から交換留学生を送ってくるので大学付属の語学学校内は日本人率が高くなります。
2023年夏に問い合わせたトロントのある大学では7割が日本人でした。時期によって割合は変わりますが、ほぼ日本人ということもあるわけです。
語学学校は独自で「母国語禁止ルール」を設けており相談室内だけは「母国語OK」などとなっていることが多いです。
また民間の語学学校では同国の学生が集まらないようにクラス分けをしているところもあります。
日本人率は問い合わせれば教えてくれますので、気になる語学学校に問い合わせてみましょう。
グーグルマップの口コミも参考に
語学学校は場所も大事です。駅から近いのか遠いのか、学校周辺は食事の調達が便利なのかなど確認しておきましょう。
グーグルマップには口コミもありますから、語学学校の口コミも見てみましょう。
日本の口コミで5つ★がついていてもグーグルマップの口コミを読むと沢山のひどい口コミが載っていたりする場合もあります。
口コミはだいたい「嫌な経験をした人のはけぐち」になる場合が多いので、あまりにも多くの悪い情報が載っている場合は、学校のことを更に掘り下げて調べてみてください。
口コミを信用しすぎるのは禁物です、あくまでも評価の一部としてとらえてください。
また、現地語学学校の日本人担当者に問い合わせて対応の様子を見るのも良いでしょう。
語学学校で、カリキュラムの相談や変更など困った場合に母国語担当者を頼ることになりますから、親身になってくれそうな担当者がいると安心して通学できます。
まとめ
自身が理想とするカリキュラムの語学学校を探してください。
エージェントを先に決めてしまうと、エージェントが紹介できる語学学校の中から選択することになるので、できればインターネットを駆使して何校か候補の学校を決めておかれるのが良いと思います。
語学学校終了後のビジョンにあったカリキュラム、学習の時間帯、放課後アクティビティ、カリキュラムの変更のしやすさなどを中心に選ぶと間違いが無いでしょう。
また、学校への通学のしやすさ、周辺環境などもGoogleマップで確認しておくとよいです。
調べつくせばきっと理想の語学学校に出会えますよ。