今や生活に欠かせないスマートフォン、カナダでももちろん必須です。トロントと日本の携帯事情について解説します。
カナダトロントで日本のスマホは使える?
SIMロック解除をしたスマホであれば基本的にカナダでも利用が可能です。
ただ、今お持ちのスマホが5G受信が可能であっても日本から持ち込んだスマホの場合受信周波数が3Gしかキャッチできない機種もあるそうです。
iPhone12を息子が持ち込みますので調べたところ、カナダと日本のiPhone12の仕様は同じでした。4Gプランで契約したのですがちゃんとトロントでLTE(LTEは4Gに近い速度)表示となりました。
個人調べですが、SONYや富士通など日本社製品の場合はSIMロック解除されていても利用するのが厳しいように書いているサイトがありましたので、持ち込むスマートフォンがカナダで利用できるかどうか必ず確認しましょう。
カナダトロントに格安SIMある?
快適なトロントワーホリ生活を送るには通信手段の携帯電話が欠かせません。トロントにも日本と同じように大手キャリアと格安SIMがあります。
トロントの現地価格になりますので格安といえど日本のような990円プランのようなものはないです。
少し高めの金額になっていますので初めはデータ量が少ないプランで契約し、トロントでご自身がどの程度利用するのか検討の上あとからプラン変更されるとよいでしょう。
「Bell」 「Telus」 「Rogers」
は日本の大手キャリアと同じイメージです
「」 「 PhoneBox 」 Freedom Mobile
「」 「 Lucky Mobile」 Chatr Mobile
「」 「 Public Mobile」 Virgin Mobile
「」 「 Koodo Mobile 」 「 Fido」 トクモバ
はカナダ格安SIMといわれる会社になります (2024年1月調べ)
ちなみに、息子は当時4Gで一番お値段が安かった(2023年10月当時)「Fido」を日本で契約し、渡航2日前に携帯番号を受け取り、最近は現地でRogersに乗り換えました。
スタッフに日本人がいない会社もある
カナダの携帯事情ですが、日本で入手したカナダのSIMであっても通信会社によってオペレーターが日本語対応できなかったり、解約やプラン変更は電話で英語で対応しなければならないなど各社の対応に違いがあります。
カナダの現地格安SIMを選ぶポイント
日本から契約できるカナダの携帯電話会社は数社しか無いので、日本から契約する場合は選択肢が狭くなります。
カナダ到着後しばらくは携帯電話が無くても大丈夫という方は現地で契約できる格安SIM会社がありますのでおそらくそちらが一番お安くすむ方法になります。
空港やカフェ、学校やホームステイ先にはフリーWi-Fiが完備されているので、取り急ぎ必要ではないという方は現地で探してみましょう。
カナダの携帯プランはキャンペーンがあったり、リニューアルされたりと頻繁に変更されるので契約後もホームページなどでお得なプランが出ていないか確認されることをおススメします。
格安SIMのプランを比較するときに注意が必要なのは3Gプランがまだ存在していることです。
3Gプランはかなりお安く設定されていますので誤って選択しないよう注意が必要です。以下はカナダのスマホプランで確認して欲しいポイントになります。
スマホプラン選びのポイント
①カナダ国内はいくら話しても通話が無料というのが多いのですが、平日は17時以降と土日のみ通話し放題など細かく設定されているので確認しましょう。
②日本のデータプランの場合、契約データ量を使い切ると低速モードというのに切り替わるパターンが多いのですが、カナダのスマホプランは契約データ量を超えても低速にならず、自動課金となるプランが多数あります。
快適に使い続けられるのですが高額な請求になることもあります。ご自身でリミッター通知を設定しておきましょう。
③格安SIMは人口カバー率なども比較しましょう。ダウンタウンでは使えても、地方では電波が弱い会社も存在しますのでご自身の行動範囲も考慮して選びましょう。
④ご自身のスマホがカナダの通信に対応しているのか、SIMロック解除できているのかきちんと確認しましょう。対応に合わせて3Gプランまたは4Gプランを選択しましょう。
⑤カナダ・アメリカの両国で利用したい場合は両国カバーをしている通信会社で契約しましょう。
トロント到着前に電話番号はもらえる?
日本から契約できるカナダの携帯電話会社であれば出国前にカナダの携帯電話番号を取得することが可能です。
カナダで労働する際に必ず必要になるSINナンバー(Social Insurance Number)の取得には携帯番号が必要です。トロントのピアソン空港はSINナンバーを申請しその場で発行してもらうことができます。
その際、携帯電話の番号が必要になりますので、ビザとともにSINナンバーも取得したい場合は、トロント到着までにカナダの携帯番号を手にしておく必要があります。
日本から契約することが可能なカナダの格安SIMの何社かはAmazonでSIMを販売しています。(届いたSIMはカナダ到着までスマホに装着しないでください。)
Amazonで買ったSIMには、手続き代行をしてくれる代行事務所の連絡先が同封されてきます。案内の指示に従って登録をし、何ギガの契約をするのか、日本出発何日前から携帯番号を知りたいのかなどを入力します。
SIM契約する場合に必要なものとは
現地トロントでSIM契約をする際には必ず以下の物を持参しましょう。確認資料の不足が無ければその日のうちに契約完了できます。
①パスポート
②ビザ
③支払い口座又はクレジットカード
④現住所
まとめ
トロント到着翌日から通学が始まる場合はスマホが利用できる方が便利です。
SINナンバーはピアソン空港以外でも発行可能なので、空港でSINナンバーの為だけに日本で携帯番号を取得する必要はありません。
手続き費用も日本と比べ物にならないほど高いので、プランを比較して慎重に選んでください。