エージェントって必要なの?私もそう思いました。ここではエージェントが必要なタイプ、不要なタイプのお話をしましょう。
エージェントが不要な人とは
エージェントとは渡航者に代わってワーホリビザや学生ビザの申請、滞在先の手配、学校の手配などをしてくれる仲介者です。
また、現地での生活ノウハウを教えてくれたり、手助けをしてくれるサービスを行っているワーホリエージェントも存在します。
それら全てご自身でできる人、迷いながらも自分でやりたい人はワーホリエージェントは不要と考えますが、
最大の重要ポイントは不測の事態に対応できる能力を持っているかどうかです。
海外生活というのは、慣れ親しんだ日本の文化と大きく異なる常識も存在しますので、トラブルに巻き込まれたり、困った事態に遭遇する場合もあるでしょう。
そういった不測の事態に信頼できる現地をよく知るワーホリエージェントがあると相談もできますので安心が増します。
しかし、これらもご自身で対応できる場合はワーホリエージェントは不要でしょう。
自分で手続きをする最大のメリットは、費用を抑えられることや自由度が高いことですが、煩雑な手続きが伴うことを理解しましょう。
利用してという語学学校もある
私が問い合わせた大手語学学校の1つは「エージェントを通して申し込みをしてください」と言ってきました。
語学学校は様々な国に対応すべく代表的な非英語圏の相談窓口があるので、気になる語学学校に日本語で個人で問い合わせることが可能です。
「個人申し込みは可能なのか?」
「ワーホリエージェントを通すより授業料は安いのか?」
「現在の日本人比率は?」
「生活準備の手伝いや相談はあるのか?」
など気になることをいくつか問い合わせてみたところ・・・
「語学学校の手続きすべてを英語でやりとりできない場合はエージェントを通してください」
と厳しいお返事がきた学校がありました・・・
日本人スタッフがいても手続きのお手伝いをしてくれない現実・・・
このような学校も存在するのでワーホリエージェントを利用せず、直接現地で語学学校の入学手続きをされる方は学校に問い合わせしてみましょう。
利用をお勧めしたい人
先に述べた通り、ワーホリエージェントとは渡航者に代わってワーホリビザの申請や滞在先の手配、学校の手配などをしてくれる仲介者で、
現地での生活ノウハウを教えてくれたり、手助けをしてくれるサービスも行っています。
簡単に言うとこれらの対応を自身でするのが苦手な人はワーホリエージェントが必要ということなのですが、もう少し詳しくみていきましょう。
①手続きが苦手な人・後押しが欲しい人
日本で行う手続き(ビザの申請、学校選びから申し込み&学費送金、飛行機の手配等)が苦手な人。
1人で決断できない人、より多くの意見の中から選択をして決めたい人、気持ちの後押しが必要な人などは、ワーホリエージェントの利用をお勧めします。
無理して自分で手配しようとすると思った以上に時間がかかったり、あきらめてしまいがちです。夢の海外生活の前に疲労することはおススメできません。
②お友達作り慎重派な人
新しい環境になじむのに時間がかかるタイプの人、お友達作りが慎重派の人には現地ワーホリエージェントまたは、現地にも事務所があるワーホリエージェントをお勧めします。
ワーキングホリデー(ワーホリ)や留学生活の最初の関門は、携帯電話の契約やシェアハウス探し、銀行口座開設など生活に直結することでしょう。
これらを語学学校の先輩やクラスメイトに相談できるまで時間がかかる人は事務的にお手伝いしてもらえる現地事務所があるワーホリエージェントがおススメです。
ワーホリ生活スタートの手助けになるオリエンテーションは、語学学校でしてくれないことが多く、
手厚く銀行まで一緒に行って手続きをしてくれるサービスなどは現地に事務所を構えるワーホリエージェントだけのサポートになるでしょう。
現地のワーホリエージェント事務所は、ワーホリ生活者が海外生活における様々な不安を相談する場所として存在しているので、スムーズな海外生活スタートのサポートをしてくれます。
すぐそばに相談できる場所があるということはとても心強いでしょう。
③現地で頼れる場所が欲しい人
不測の事態に備えておきたい人にも現地ワーホリエージェントまたは、現地に事務所があるワーホリエージェントをお勧めします。
私はこの考えで、現地事務所があるエージェントを利用しました。
大きな事件や事故、社会的に危険を伴う有事の際は国が動きますのでまた別の話になりますが、例えばパスポートの紛失など即座に母国語で相談できる場所があることはとても心強いですよね。
また、ご家族も本人以外に現地に連絡できる場所があることも安心の一つになります。
現地事務所の強みはなんといっても直接相談に行ける、日本語で相談できるので真意が伝わる、渡航者の躓きどころを把握しているので対応に慣れているというところでしょう。
まとめ
ワーホリエージェントを利用しなくてもワーホリは可能です。ワーホリエージェントに何を求めるのかがポイントです。
我が家の場合、万が一の不測の事態が起きた時の対応のため現地に事務所があるエージェントを利用することにしました。現地事務所は息子の情報を持っているので何かあった場合に連絡して頼ることができるからです。
現地に本人以外の連絡先があるという保険的な感覚で契約しました。それを高いととるか安いととるかは人それぞれですが、親としてはこの選択は安心の一つになります。
今のところ、息子も私も現地事務所を頼ったり、利用したことはありません。
この記事がエージェント利用有無を考えるきっかけになれば幸いです。