ワーホリのエージェントの数が多すぎて迷っているんだけど、無料ワーホリエージェントとは?
何で利益を得ているの?怪しいくない?と疑問に思う方も多いでしょう。
なぜサービス料を無料とうたっているのかについて紹介します。
無料なのに経営できるのは何故?
サービスを受ける場合に1円も支払わないのに親切に対応してもらえたら怪しいですよね。
ですから受けるサービスの対価をきちんと把握し、ご自身が納得のいく金額であるかどうかを確認したうえでエージェントを選択する必要があります。
完全無料だと経営が成り立ちません。無料エージェントは、何もかもを完全無料でやってくれるという事ではなく、サービス料はきちんと受け取っています。
語学学校から紹介料を得ている
語学学校に入学する学生を紹介することで紹介料を貰っています。紹介率に応じて紹介料が増える等をエージェントと語学学校で契約していることもあります。
入学金はそのままエージェントの手数料になっている語学学校もあります。ですから、エージェント独自にでキャンペーンを行い、入学金サービスといっているエージェントもあります。
個人が語学学校と直接契約して入学しても、日本からエージェントを通して入学手続きをしても授業料が同価格という点をエージェント料金無料とうたっています。
ですから、「無料」と言っているエージェントは語学学校からエージェントへの請求額とエージェントから顧客への請求額が同額であることを見せてくれる会社もあります。
その開示見積りの金額も不透明だと思う場合は現地HPで金額を確認したり、現地の学校に見積りをしてもらうことも可能です。
無料とうたっているエージェント各社は同じ学校の授業料は横並びでなければおかしいのでそのあたりも必ず確認しましょう。
為替差益を得ている
語学学校の費用を日本円で領収し海外通貨に交換して送金するという代行を行っています。この中で振込手数料と書かれている部分もエージェントの手数料となっています。
エージェントは、すでに現地通貨、現地銀行に資金がありますので日本から高い送金手数料で振り込む必要はないのです。
日本からの送金手数料としての平均的な価格が見積もりに書かれています。
送金手数料もエージェントごとに金額に差がありますし、サービスと書かれている見積もりもあります。
他にも、既に現地通貨を現地銀行で確保し為替差益を得たり、語学学校の現地学費を日本円で計算する際に使う銀行の為替レート(TTS)の提示はエージェントに有利な銀行の為替レートで計算される場合が多いです。
収入源には代行費用・手配料と書かれているものも
・ホームステイ先手配料金
・海外送金手数料
・滞在先手配手数料
・保険手配手数料
・損害保険取り扱いエージェントは保険手数料
・送迎手数料
・現地サポート手数料
・航空券手配料
色々な名前で手数料、手配料という料金が見積もりには加算されます。それらも無料エージェントの収入源です。
手数料、手配料は各社金額が違います。
個人的には語学学校へ行かれる場合は語学学校を決めてからエージェント選びをされることをお勧めしたいです。
取り扱い語学学校はワーホリエージェントによって違います。
無料・有料どっちのワーホリエージェントがいいの?
エージェント料が無料と言っているから費用が安い、エージェント料有料だから費用が高くなる、という簡単な事ではありませんので
必ず複数のワーホリエージェントから全く同じ内容で見積もりを取られることをお勧めします。
充実した納得のいくサポートを基準に選ぶのが失敗のないワーホリエージェント選びです。金額だけを比較して後悔しないように気をつけましょう。
ワーホリエージェントの中には、他社の見積りを見せてからでないと金額を提示しないワーホリエージェントも存在します。
自社オリジナルプランだけが得意で、それ以外のプランだと金額がとても高くなるワーホリエージェントも存在します。
各社それぞれに特徴がありますので、見積もりは必ず比較しましょう。ご自身が納得のいくサービスが受けられる事が重要です。
そのサービスに見合った金額を提示しているワーホリエージェントを選ばれることをお勧めします。
大手ワーホリエージェントとその他のエージェント
無料エージェントは、大小沢山の事務所が存在します。
大手ワーホリエージェントは今までの実績はもちろん、日本各地に事務所や海外支店を多く抱えているので事務所に行って相談することができる点で非常に安心できるでしょう。
また、契約後に様々なサービスを提供しているワーホリエージェントが多くあります。
英会話教室を経営しているワーホリエージェントは、契約後にワーホリ現地渡航日まで英会話受講無料のサービスがついくる会社もあります。
海外事業も展開しているワーホリエージェントは様々な地域に、海外事務所があるので現地でワーホリ生活者のサポートをするのが得意としています。
大手には大手の良さがありますし、小さくてもしっかりと理想のプランを組み立ててくれるワーホリエージェントもありますので、最後はやはり理想通りのプランになっているのかというところに尽きるでしょう。
ワーホリエージェントとの契約トラブルも良く耳にされると思います。
インターネット上の情報だけではなく、存在する会社であるか、信頼できるワーホリエージェントであるか、過去に問題が起きていないか、などもしっかりと調べて契約しましょう。
特化型エージェントの存在
ワーホリの目的地や業界に特化したエージェントも存在します。
たとえば、カナダのトロントだけに特化していたり、オーストラリアだけ取り扱いのワーホリエージェント。
大学への紹介だけをするエージェントや特殊分野の学校だけに力を入れているエージェントなども存在します。
メリット(特化型)
特化型のエージェントは現地最新情報を複数の学校や国を扱うエージェントよりも早い段階でキャッチしているので、あなたが欲しい情報を即座に教えてくれるでしょう。
特に、生活環境に関する情報を提供してくれるエージェントを選ぶことで、渡航前の不安を払拭できるのではないでしょうか。
デメリット(特化型)
①現地でサービスを提供している場合が多いため、場所によっては時差のためにメールのやり取りが遅くなることがある。
②日本人担当者が極端に少なく担当者がお休みの場合は対応が遅れることがある。
③現地時間と日本時間の時差の関係で通話やオンライン面談が難しい場合がある。
気を付けたいポイント
満足のいくサービスを提供してくれるワーホリエージェントに出会うとワーホリ生活を楽しく送ることができます。最後におさえておきたいポイントをまとめました。
ワーホリエージェント選びのポイント10項目
①必ず面談をして話を聞いてくれるエージェントがおススメ
②希望は曲げない、「おススメの学校」と言って自社の還元率が高い学校をススメてくる時もあるので、自分の目的と合っているか必ず確認しましょう
③どこの学校に行っても同じ値段ですというエージェントには登校時間を選べないなどからくりが必ずある
④安さを売りにしすぎているエージェントが提供するプランは自由が利かない場合がある
⑤保険手配料や飛行機手配料金など自分で手配できそうなものも手配料金を取られていないか確認する
⑥エージェントの見積もりは必ず同条件で数社比較する
⑦現地サポートが日本だけの場合、時差の関係でメールの返事も遅く、通話が難しいことを理解する
⑧会社の実績を確認する、小さい会社の場合は現地語学学校に契約状況を確認する
⑨金額だけで選ばず、安心をもらえる選択がおススメ
⑩渡航者の相談を真摯に受け提案もできる担当者を探す、またレスポンスが遅い人は避ける
※ワーホリエージェントはエージェントのホームページ内だけではなくSNSや口コミサイト、ワーホリブログなどを活用し、他のワーホリ経験者や利用者の意見を調べてみましょう。
ただし、全ての意見が真実とは限りませんので、複数の情報を参考にしましょう。
まとめ
留学・ワーホリエージェントは必ずしも必要ではありませんが、安心してワーホリ渡航するためのヒントを貰えたり、現地に事務所があるワーホリエージェントなら有事の際に頼れるので安心です。
またワーホリエージェントを利用することで手間が減り、他の準備に時間を使うことができますのでご自身が出国までにどのように過ごしたいのか考えてみましょう。
希望を聞かずにおススメばかりしてくるエージェントは論外ですが、希望を聞くばかりではなく、希望を考慮しながら提案をして親身にサポートしてくれる担当者を見つけましょう。
【小話】
息子のエージェント担当さん、最初は良かったのですが、残念な事に出発前に支払い明細の件で信頼性に欠ける場面がありました。
飛行機の個人手配も済んでいたので別のエージェントに乗り換えるのは諦めましたが、気分的には今もモヤモヤしています。
どんなに小さい金額のミスでもお金のことですから説明責任ありますよね。
息子のことなので我慢しましたけど、自分が行く場合なら乗り換えたと思います( ..)
皆さんは、ぜひ最後の最後まで信頼できる担当さんを見つけてください。