事前に知っておけば怖くないカナダワーホリ渡航者必見のカナダ入国の流れを紹介します。
昔は、機内で配布される税関申告書を英語に悪戦苦闘しながら色々と書いたのですが・・カナダ税関申告書およびカナダ入国カードは数年前から主要空港で機械化(キオスク)されています。
ピアソン空港に到着したらキオスク
Border Xpress(ボーダーエクスプレス)というタッチパネル式の機械、通称「キオスク(Kiosk)」で申告します。日本語対応しているのでキオスクを使ったことが無くても簡単だそうですよ。
トロントピアソン空港到着後の手順
①トロントに到着したら人の流れについていけば大丈夫、Arrivals(到着)へと進みます
②キオスク(Kiosk)と呼ばれる入国者情報を登録する端末があります
③Foreign Passports(外国のパスポート)の端末へ
④「日本語」を選んで操作をします。(英語で操作しても難しくなかったそうです)
パスポートのスキャン→顔写真の撮影→税関上の質問・・・
どこの国(居住地)から来ましたか?アメリカ経由ですか?
火器やその他危険なものの持ち込みはありますか?
現金をたくさん持ってきていませんか?
など特に難しい質問はありませんので画面に表示される案内に沿って操作を進めます
⑤Kioskで申告を済ませるとレシートが発行されますので、入国審査官にレシートとパスポートを提示します
⑥移民局(イミグレーション)でワーホリビザ(work permit ワークパーミット 労働許可証)の発給を受けるよう言われますので用意した書類一式を提出し、ビザを受け取ります。
ワーホリビザの記載事項やスペルに間違いがあればその場で修正してもらうようにしましょう。
⑦移民局でSIN(Social Insurance Number)ナンバーも作りたいというと次の対応教えてくれます(深夜は閉まっています)
⑧荷物ピックアップに向かい、自分の荷物を受け取って完了です
※手順は変更される場合もありますので最新情報をチェックしましょう
入国に必要なのでまとめて用意しておきましょう
・パスポート
・傷害保険加入証券を印刷したもの
・滞在先住所を(ホームステイ先やシェアハウスの住所)印刷したもの
・入学許可証を(語学学校へ通う人は必要)印刷したもの
・ワーキングホリデー許可レターPDFを印刷したものPort of Entry (POE) Letter
・バイオメトリクス有効期限が書いたPDFを印刷したもの(念のために用意)
・英字残高証明(帰りの飛行機代金程度)≪下段に関連記事あり≫
準備していったけど〇〇必要なかったと言う記事もみかけますが、用紙2,3枚の話なのでご準備されることをお勧めいたします。
文化の違いでしょうか対応される審査官によって色々と違うようです。
英字残高証明必要?
ネットではいろいろな情報が出ている英字残高証明の必要有無・・・息子が2023年秋に渡航した際の情報をお伝えします。
今回の渡航でネット上に必要と書かれているけど要らなかったもの→英字残高証明
「カナダワーホリ 残高証明書いる」
「カナダワーホリ 残高証明必須」
「カナダワーホリ 残高聞かれない」
「帰国の飛行機代金ぐらいの残高証明」
と書かれていたりいているので用意するかどうか悩んだのですが結局用意はしませんでした。
なぜかというと、利用しているソニー銀行は残高証明発行を依頼した日より未来の日付の残高証明書の発行ができないんです。
郵送でしか依頼できない制度で、送ってソニー銀行から返送されてくるまで10日前後・・・カナダに持って行く際にはかなり前の残高証明書になってしまいます。
なので万が一聞かれたら銀行アプリでカナダドルの残高を見られるように、ワーホリ生活費を出国前にカナダドルで銀行口座に用意しておくことで対応することにしました。
結局2023年10月息子の入国では必要ありませんでした。
残高を英字で出してもらうのは手数料が発生したり、発行が即日ではなかったり対応が銀行によってさまざまなので、用意する場合は早めに銀行へ問合せましょう。
学生ビザの残高証明金額引上げ
2023年12月7日、カナダ移民局はカナダの学生ビザ申請者の残高証明の金額を引き上げることを発表しました。
2024年1月1日以降に、新しい学生ビザ申請する場合に適用となります。カナダでの生活費を示す残高証明の金額は、20,635カナダドルに引き上げられました。
同施策は現在の物価高などを懸念し、留学生のカナダでの生活に備えられるようにするためだとしています。
ワーホリもいつルールが変更されるかわかりません、必ず渡航前に最新の情報をご確認ください。
アプリArriveCAN事前申請とは
ArriveCAN 〜Canada Border Services Agency〜(旧名称:CanBorder-eDeclarationから変わりました) というカナダのスマートフォンのアプリをダウンロードし、事前申請しておくと入国時にキオスクでの入力が不要のアプリです。
発行されるQRコードを空港内の専用端末機にスキャンするだけで申告が終了するというアプリとなっています。
出発の72時間前から申告できるので、手続きの時間を短縮することができます、楽になりますと聞いたのでやってみたのですが・・・
出発前時間の計算ミス?メールが来なくて結局キオスクを利用しました。
まとめ
キオスクの操作時間はそれほどかからず日本語にも対応しています。
操作も簡単なので、ArriveCANを使わなくても大丈夫です。
空港には入国者の対応に慣れたスタッフがいますので過度な心配はせず、安心して渡航してください。