トロントで稼ぎたいならスマートサーブを取るべき

レストランで食事を楽しむ人々のイラスト

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息子からの届いたカナダ トロントワーホリ体験談は、アルバイトのお話です。

カナダで求人広告を見ると「スマートサーブ必須」などとありますが、スマートサーブとはどんな資格なのか、トロントの雇用状況とともに解説します。

目次

簡単には雇用されない現実

本当に誰もが稼いでいるのか?答えはNO です。トロントの2023年失業率は人口の9.4%で徐々に回復しているとはいえ厳しい状況です。

最初から大変なお話ですが、現地の人でもそんな感じなので、アルバイトとはいえ雇用してもらうのはとても狭き門です。

一部の人は稼いでいるので「ワーホリ稼げる」なんてニュースになったと思いますが、現地で見ている限りはそうではなく、雇用されるまでの道のりに凹む毎日を過ごしています。

2023年秋、出国前は簡単にアルバイトが見つかる考えでいました。なので語学学校へ行きながら食費ぐらいは稼げるかなという考えでいました。

カナダトロントに到着してすぐに「スマートサーブ」(下段に説明記事有り)を取得して仕事を探し始めましたが、なかなか採用されません。

ある日本食レストランでは、1つの採用枠に100近くのレジュメ応募(英文履歴書)が殺到し、面接に呼ばれたのが息子含めて4人、しかしそこも不採用でした。

仕事に応募をしても採用や面接に呼ばれる人にしか連絡が来ない場合が多いです。

日本のように「今回はご縁がなくて・・」という連絡はほとんどありませんので、いつまでも連絡を待つのではなく切り替えが大事です。

突然クビも当たり前

そこうしながらやっと2カ月半の仕事探しを終えて、現地飲食店で仕事をしていました。

しかし、そこのシフトが週3から週1になりました。不安定なので、追加の仕事探しに奔走し、採用された仕事先を今度はオーナーと店長の認識の相違でクビになりました。

働くつもりで、待機していて勤めて3日でクビってひどい話です。時間を返して欲しいものですよね。

調べてみると海外では突然のクビや相談なきシフト減の話はどうも多いよう・・日本人の感覚からするとちょっと驚きですね。

採用されても安心しない方がよい

今回の息子の件で分かったことは、仕事につけたからと安心して直ぐに仕事探しをやめるのではなく、職が安定するまでは探し続け、応募も続けることが必要ということです。

空白期間は無収入なので、精神的にもつらい日々を送ることになります。

即日採用、明日から来てなんて夢のような話はそうそうないので、安定するまでは仕事探しは続けたほうがよさそうです。

スマートサーブとは 

スマートサーブとはカナダのオンタリオ州内でお酒を提供するお店で働く給仕者に必要な資格です。

友人と食事を楽しんでいる様子のイラスト

オンタリオ州はお酒の扱いに関して厳しく規制をしています。

スマートサーブを持たない従業員がお酒を提供することは違法なので飲食店でのアルバイトを希望する場合は取得したほうが良いでしょう。

スマートサーブ必須とアルバイト応募条件が書いてあるお店もあります。

スマートサーブはオンラインで学習しでオンラインで受験(有料)することが可能です。

Smart Serve Canadaのサイトへ

取得するメリット

スマートサーブを取得すると働ける飲食店の幅が広がります。なので当然、仕事を応募する先が増えるわけです。

トロントの求人情報を見ると「スマートサーブ必須」と書いている飲食店は多いです。

また、スマートサーブを持たない従業員と持っている従業員では取得するチップにも差が出ます

飲食店でのアルバイトを目指す場合は取得して損のない資格でしょう。

まとめ 

噂に聞くような稼げるというイメージは現地トロントには無く、とにかく物価の高さに怯えながら買い物する日々です。居酒屋の枝豆が7ドルですから・・・

求人広告をいつまでも放置していて既に人が決まっていたり、フルタイムでないと採用してもらえなかったりと想像以上に採用までの道のりが長いです。

特に日本食レストラン(ジャパレス)は倍率が高くトロントでワーホリをしている日本人の応募が殺到するので採用されるのは大変です。

息子はチップがもらえる仕事をしたくてスマートサーブを取りましたが、あまりにも仕事が決まらず資金計画も狂いだしたので、飲食店以外にもレジュメを出したと言っていました。

求人サイトには仕事情報がたくさん載っていますが、ワーホリビザの期間だけ採用するのを懸念するお店もありますワーホリビザ有効残期間を指定する仕事先も存在します。

簡単に仕事が見つかると思って少ない資金でトロントにワーホリ渡航しないほうが賢明です。

また英語力が無いとどうしても不採用になりがちです。英語に自信が無い方は語学学校へ通うことをおススメすると息子が言っていました。

ジャパレス採用だけを狙ってトロントへワーホリ渡航すると後悔します。

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